ひと息

日常の事など

ホテルは、あなたがたの自分のプライベートな部屋ではありません

そもそも、あなたがたからしたら、客室清掃員のイメージは汚したら綺麗にしてくれるだけの存在だと思っているかもしれないですね。

 

けれど、それ以前に、ホテルは部屋を提供してくれる場所なのだという認識でいてもらいたいです。

 

自分の家とかなら、いくら汚そうがいいのです。

 

後処理が大変かもしれないけど、汚すのは自分なのだし。

 

けれど、例えばあなたが友人や親せきのお家に遊びに行ったとして、汚したままにしますか?ってことですよ。

 

あなたは、友人宅とか親戚のおうちでハメ外してゲロってそのままにしておきますか?

 

後処理してくれるのは友人または親戚だから、ゲロってもいいやとか考えていたら、人間としてどうなのでしょうね。

大人ならば、せめて、雑巾を借りて自分で後処理しようと姿勢を見せるものですがね?

だって、人様のお家ですよ? 借りているんであって、お前の家じゃないべって事ですよ。

 

 

 

 

仮に、ゲロ処理をしてもらうにしても、「もう彼奴を家には呼ばんぞ」と思われるかもしれません。

 

親戚なら、仕方ないから付き合いでまた遊びに来たら接待してくれるかもでしょうけど、友人をやめようと思われるのも時間の問題でしょうね。

 

 

きっと、ホテルを汚す人って、どうせ、あとからホテル客室清掃員が綺麗にするんだから……という勘違いする人が大半を占めているんだと思います。

そう思わざるをえないですね。

 

 

ホテル客室清掃員はあ、あなたがたのゲロとか汚物など後処理だけをするために存在しているわけではないということをわかってくださいね。

 

 

ホテルは常に、誰かが利用しやすくするための場所であって、あなたのプライベートな部屋と一緒にしないでください。

 

一人暮らししていて、だらしなく過ごしていると、外泊でもそういう部分が全面的にでてしまうのですね。

 

一人暮らしだったら、親がいないから汚物処理は自分でせねばならない。

 

一人暮らしだから、食べ物や飲み物を零したりしてシミを作ろうとも叱ってくれたりそれを綺麗にしてくれる人がいない。

 

 

オボロシャアアアアって汚したら、臭いだけじゃなくて、きたねぇーんですわ。

だけども、一人暮らしだったらさっと片付けてなかったことにできる。

 

一歩外へ出たら、気が大きくなっちゃうものね。

観光したりしたら、適量を超えてまでお酒を飲んだりしたら、そりゃオボロシャアアアアってなりますよ。

 

トイレが汚物流すと詰まる恐れがあると言われているけれど、ホテルではできるだけ汚さないでりようしてほしいのです。

 

ホテルは、こびりついた汚れを落とすという作業をせねばならないのですよ、次のお客様が気持ちよく利用できるように。

 

一晩たったごべごべした汚れを落とすのに、どれだけ時間がかかると思いますか?

 

 

一時間以上かかります。

 

四時間半くらいという決まった時間内で次々とお部屋を掃除していく客室清掃員に、残業でもしろとでも?

 

ホテル客室清掃員は、あなたがたの奴隷でもなんでもありません。

 

適量のお酒の量、適量の食事量で楽しく過ごして下さると嬉しいです。